HOME > 知っておきたい!家庭の感染と予防 > 新型コロナウイルス感染症とは?
人に感染する「コロナウイルス」として新たに見つかった「新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)」による感染症です。この感染症を「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)」と言います。
人や動物の間で広く感染症を引き起こすウイルスです。
人に感染症を引き起こすものはこれまで6種類が知られていますが、深刻な呼吸器疾患を引き起こすことがあるSARS-CoV(重症急性呼吸器症候群コロナウイルス)とMERS-CoV(中東呼吸器症候群コロナウイルス)以外は、感染しても通常の風邪などの重度でない症状にとどまります。
ウイルスはその構造からエンベロープ(脂質性の膜)のあるウイルス(エンベロープウイルス)と、エンベロープのないウイルス(ノンエンベロープウイルス)に分けられる。
エンベロープウイルスは、アルコール消毒剤によりダメージを受けやすい。
インフルエンザウイルス、コロナウイルス、ヘルペスウイルス、風疹ウイルス、エイズウイルスなど。
新型コロナウイルス感染症がどのように感染するのかについては、現時点では、飛沫感染(ひまつかんせん)と接触感染の2つが考えられます。
・飛沫感染
感染者の飛沫(くしゃみ、咳、つば など)と一緒にウイルスが放出され、他者がそのウイルスを口や鼻から吸い込んで感染します。
※主な感染場所:劇場、満員電車などの人が多く集まる場所
・接触感染
感染者がくしゃみや咳を手で押さえた後、その手で周りの物に触れるとウイルスが付きます。別の人がその物を触るとウイルスが手に付着し、その手で口や鼻を触って粘膜から感染します。
※主な感染場所:電車やバスのつり革、ドアノブ、スイッチなど
家庭内感染対策に・玄関手指消毒でウイルス・細菌を持ち込まない!
身近な感染対策でまず考えたいのは、家庭内にウイルスや細菌を持ち込まないこと。そのためには、帰宅してすぐのタイミング=玄関でしっかりと手指を殺菌・消毒することが重要です。
\ 玄関からの移動でウイルスや細菌が室内に!? /
※手指に蛍光剤を塗布した状態で、帰宅後の行動を再現。
ブラックライトで光る部分は、実際に手が触れてウイルスや細菌が付着する可能性のある部分です。
感染経路が特定できた子どものおよそ8割が家庭内で感染!
そのうちの約4割は父親、約3割は母親からの感染(※)
玄関消毒で家族を守る行動を!
※出典:公益社団法人 日本小児科学会
「COVID19 日本国内における小児症例」(2020年11月12日アクセス)※任意登録が終了した報告数であり、最新の国内小児COVID--19症例数を示しているわけではありません。※10代後半の患者の登録数は実際の割合よりも少なくなっている可能性が高いと考えられます。
世界保健機関(WHO)のQ&Aによれば、現時点の潜伏期間は1〜12.5日(多くは5〜6日)とされており、また、他のコロナウイルスの情報などから、感染者は14日間の健康状態の観察が推奨されています。
手洗いやマスクの着用を含む咳エチケットなど通常の感染対策が重要です。
・手洗い・手指消毒
こまめに石けんと流水の手洗いまたはアルコール手指消毒剤を用いた手指消毒を行い、手を清潔に保ちます。石けんと流水の日常的な手洗いだけでは落としきれずに残ったウイルスや細菌を除去するために、さらにアルコール手指消毒を行うことも有効です。しっかり手洗い・消毒し、感染をストップさせましょう。
また、手洗いや消毒を繰り返すと、皮脂や保湿成分が洗い流されてしまい、手荒れを起こす恐れがありますので、ハンドケアも大切です。手荒れが悪化しひび割れなどを起こすと、バリア機能が失われ、菌が傷に入り込んでしまう可能性もあるので、こまめな保湿を心がけましょう。
・環境を清潔に
ウイルスは人の手を介して汚染を広げていくため、多くの人が頻繁に触れる箇所を清掃・除菌し、環境を清潔に保つことも効果的です。アルコール製剤や次亜塩素酸ナトリウム等が有効です。
・マスクの着用
マスクは、咳やくしゃみによる飛沫及びそれらに含まれるウイルス等病原体の飛散を防ぐ効果が高いとされています。咳やくしゃみ等の症状のある人は積極的にマスクをつけましょう。
<正しい着用方法>
・集団感染を防ぐ行動
・不要不急の外出をできるだけ控えましょう
・換気が悪い場所(密閉)、人が多く集まる空間(密集)、間近での会話など(密接)を避けましょう。
以下の情報ページなどを参照し、対応してください。
新型コロナウイルスの影響により衛生関連商品(マスク・アルコール・手洗い石けん・除菌シート等)が品切れの状態となっております。 大変ご迷惑をおかけいたしますが、何卒ご了承くださいますよう、よろしくお願いいたします。
新型コロナウイルスは、飛沫や手指を介して感染すると考えられるため、十分な手洗いと手指消毒が大切です。手洗いと手指消毒を徹底しましょう。
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家庭内感染を防ぐために、"手"がよく触れる場所などは、こまめに洗浄・除菌を行いましょう。
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