MENU

家庭の感染と予防

サルモネラ属菌

どこにいるの?

潜伏場所

サルモネラは、人をはじめ、牛や豚やにわとりなどの家畜の腸内、河川・下水など自然界に広く生息していている細菌です。人や家畜の腸内だけでなく、川に生息している"ウナギ"や"スッポン"などもサルモネラ汚染の可能性があるので、蒲焼などの食品にも注意が必要です。保菌しているネズミ・ハエ・ゴキブリや、犬・猫・カメなどの「ペット」からの感染にも注意が必要です。

原因となる食品

  • 「卵」
  • 牛、豚、鶏などの「食肉」

感染者が調理する過程で"手"を介して「二次汚染された食品」にも注意が必要です。



どんな食中毒?


菌の特徴

  • 少量の菌でも食中毒を発症する。
  • 乾燥に強い性質がある。

主な症状

  • 吐き気・腹痛(下腹部)・38℃前後の発熱・下痢など。 (重症の場合、粘血便が見られることもあります。)
  • 他の腸炎感染症より症状が長引く傾向があり、長期にわたり保菌者となることもあります。

潜伏期間

  • 12~48時間

かからないために


生卵(卵がけご飯が多い)が原因のサルモネラによる食中毒で子どもが死亡した事例があるため、賞味期限を過ぎた卵は生で食べないように気を付けましょう。乳幼児や高齢者、妊娠中の女性、免疫機能が低下している方などが食べる場合も、しっかり加熱調理しましょう。
※卵の賞味期限は「安心して生食できる」期間です。期限を過ぎた卵は加熱調理(70℃ 1分以上、他の食材と混じる場合は75℃ 1分以上)してください。ただし、保存(常温保存等)の状態によっては腐敗確認し廃棄した方が安心です。
ペットから感染することがあるため、ペットに触れた後はしっかり手洗い・消毒をしましょう。

食中毒予防の3原則

感染対策の基本 <食中毒>

プロの現場で選ばれる

戦後まもない1952年、赤痢や疫痢などの感染症が流行る中『感染予防の基本は手洗いにある』という創業者の想いのもと、手を洗うと同時に殺菌・消毒できる日本初の「薬用石けん液」と「専用容器」を開発したのがSARAYAのはじまりです。

以来、飲食店や食品工場をはじめ、介護施設や病院、学校や官公庁などプロの現場に衛生・感染対策の製品とサービスをお届けしてまいりました。このサイトでは、SARAYAがプロの現場で長年培った感染対策のノウハウを大切なご家庭にお届けします。