プロが教える除菌のポイント・コツ

水切りカゴの除菌

洗いたてのキレイな食器を置く水切りカゴ。本来清潔でなければならない水切りカゴですが、切った水が水受けにたまり、湿気が多いために雑菌が繁殖しやすい場所です。

食器が乾いたら、水切りカゴに置いたままにせず食器棚に片づけるようにしましょう。食器を置くカゴの部分はもちろん、水がたまる水受けも中性洗剤を含ませたスポンジで汚れを落としましょう。流水ですすいだ後、塩素系漂白剤で除菌しましょう。

<水切りカゴから採取・培養した菌>

【菌の数(1cm²あたり)】
水切り(カゴ)...8.955個
水切り(受け皿)...1,786,734個

【実験方法】
ラスパーチェック(5cm×5cmのふき取り実験)を行いました。 均一な試料溶液0.1mLを普通寒天培地上に塗抹し、37℃で2日間培養しました。

除菌王子からのアドバイス

水切りカゴはこまめに洗って漂白したいところですが、忙しい時は水受けにたまった水を捨てて、水気をふきんやキッチンペーパーでふき取ってから、キッチンアルペットでスプレーしましょう。ぬるつき(雑菌の塊)の出るペースを遅らせることができます。